「遺品整理」
親族や身内が亡くなった時その人が生前に使っていたものを家族のために残したり、不要なものをリサイクルしたり廃棄処分したりする事です。また同時に、故人が大切にしていたモノを神聖な火(浄火)で供養したり現場供養することによって、自分たち遺族も悲しみから抜け出すことができ、「故人とのお別れの儀式」を行うという意味合いもあります。

「生前整理」
本人が生きている内に身の回りを整理する事です。(断捨離)

遺品の仕分け方 《必要な物》

【貴重品】
この場合の「貴重品」とは、金品だけに限らず、故人に関する重要書類や所有していた不動産の権利
・情報を指します。貴重品といわれる主なものは、次のとおりです。
・銀行の通帳・クレジットカードやキャッシュカード・印鑑
・健康保険証・マイナンバーカード・パスポート
・年金手帳・公共料金等の請求書や領収書・有価証券
・契約書類・不動産などの権利関係書類・価値の高い物(貴金属や宝石、美術品など)
※これらの貴重品を整理するには、法的な手続きが必要です。また、期日が設けられていることがある為、必ず優先的に処理するようにしましょう。

【形見(思い出の品)】
形見とは、故人が残したものの中でも、特にその人が愛用していたものや、思い出の品のことです。
貴重品とは異なるものの、故人との思い出を忘れないための大切な品です。


【再利用できるもの】
家電製品や衣類、新聞など、そのまま、あるいは素材を再利用できるものがあれば、保管しておくかリサイクル業者に引き取ってもらいましょう。
中にはリサイクルせずにとっておいたほうがいいものもありますので、注意して整理することが大切です。

遺品の仕分け方《必要でないもの》

【廃棄するもの】
故人の残したものを破棄するのは勇気のいることですが、不要だと感じたものは思い切って捨てましょう。あれもこれも残しておくと、後から収拾がつかなくなる可能性があります。明らかなゴミや今後使いそうにないものは、潔く捨てることも必要です。そして、資源のリサイクルに協力しましょう。

《遺品整理の時期》

●遺品整理の時期に「正解」はない
遺品整理の時期に関して具体的な日数などは決められていないため、「これが正解」というものはありません。法事の準備などがある程度落ち着き、時間に都合がつくタイミングで整理を始めましょう。
法的な手続きが必要なものや相続税がかかるものは、早めの対処が必要です。

●遺品整理の時期の目安
おおまかな目安としては、区切りの良い四十九日や百日法要の後や、親族が一同に集まる一周忌などのタイミングが好ましいでしょう。
親族がいないときに一人で遺品整理を始めてしまうのは、トラブルのもとです。遺品整理は、親族(相続人)が揃って、話し合いながら行ってください。

【遺品整理の方法】

●自分たちで行う
故人の遺品を、親族のみで整理するパターンです。遺品の仕分けから各種手続きまでをすべて自分たちで行います。メリットとしては、故人の残したものを丁寧に仕分けできることや、費用が抑えられることなどが挙げられます。反対に、多くの時間と手間を要する点がデメリットです。また、気持ちの整理がついていない状態で行った場合、さらに悲しみが深まってしまうというデリケートな問題もあります。

●プロに依頼する
遺品整理のもう一つの方法は、遺品の仕分けから各種手続きまでをプロに依頼することです。
遺品整理士という資格を持つ知識豊富な専門家に頼むことで、安心して任せられるというメリットがあります。「お焚き上げ・現場供養」なども適切に行い、自身の体が不自由で遺品整理ができないというときの頼りにもなります。
デメリットとしては、費用がかかる事が挙げられます。
遺品整理の知識を持たない業者に依頼すると、遺品をぞんざいに扱ったり、大切なものを間違えて処分されてしまったりするおそれもあるため、専門家に依頼する事が重要です。

遺品の整理の仕方がわからない・・・どこから手を付けていいのかわからないなどなんでも大丈夫です。
遺品整理について、ご質問などありましたらお気軽にご連絡くださいませ。
親切ていねに対応させていただきます。

お部屋に溜まってしまった不用になった家電・家具や粗大ゴミなどを回収処分致します。

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